ホームページ誕生のいきさつ
思いつきです。
2年前、2001年5月に Adobe Page Mill というソフトウェアを使って、初めてのホームページを作りました。
その年の2月ボブ・ディランが来日、76年の武道館での初来日公演以来の、わたしにとっては二度目となる大宮でのコンサートで、ディランの変わっていない前向きの姿が心に残りその余韻で、高校生の時に一度手掛けたディランの歌詞の翻訳をまた試してみたのです。いくつか訳したものがありました。
それを人目に触れさせようと思い、「小倉寺村より」というページ名でひととおり作ったのですが、公開-恥ずかしい-人から批評されるのがいや という昔からの性格なので、作ってそのままハードディスクにしまっていました。
当時のものにこう書いてあります。
「butan こと・・・・のホームページです。知る人は知る、ちょっと知る人と知らない人にはまったくわからない。」
名前を出さないと通じないことが多いけれども、名前を出すことで世の中にいるいろいろな人がとるかもしれない行動に対処する苦労はしたくない。そんな感じでした。
つい最近のこと、コンサートを聴きに行って、集まっている多くの人と違った感じ方をしているようだと思ったときに、表現する場所の必要を感じました。ホームページだ、と思いつき、自分の名前は出さず、アドレスを知人にだけ知らせることにすれば、自分の性格でもサイトを運営できそうな気がしてきたというわけです。
使っているコンピュータが iMac で、 Apple 社の ".Mac" サービスを使うとあまり面倒をかけずにホームページができそうだというわけで、まためぐってきた誕生日に始めてみました。ほんの4時間ほどで形になったので、さっそく公開したわけです。
小心者の手慰みです。ヘルメットをかぶったような不自由さではありますが、応援してくれれば少しずつ内容が増えていくはずです。どうぞよろしく。